マイホームを購入する時に、将来について考えない人は居ないでしょう。子供は何人欲しい、後々は息子夫婦と暮らしたい。色々な事を考えて部屋の数や間取りを決めると思います。しかし実際は、計画通りに進む事は少なく、予期せぬ事が多く出て来るものです。子供の人数が増えてしまった、田舎の両親と一緒に住む事になった。こうなってしまっては、更に大きな家が必要になってきます。お金持ちであれば、新しく家を買う事も出来るでしょうが、皆が皆そんな恵まれた環境に居る訳ではありません。そこで一つの案として浮上してくるのが“増築”です。



増築とは、今ある建物に追加して床面積を拡大させる建築方法です。一般的に増築と言うと、元の建物に建て増しを行うやり方や平屋を二階建てにするやり方を思い浮かべると思われますが、実は、同一敷地内に別棟を建てる事も増築の一つです。家一軒を丸々買うのと比べると金額が安く、手軽に行う方も多くいらっしゃいます。しかし、手軽に出来るからと言って建てたいように建てられる訳では無いのが、建物の歯がゆい所です。お住みの自治体の建築基準法にのっとって建蔽率や容積率等を守らなければなりません。その為、どの様にしたいかを先に考えるのではなく、まずは自治体や住宅会社に問い合わせてから、どの様になら出来るかを考えなければならないのです。

建設業許可申請書等 | 徳島県

元の住宅の施工方法によっても増築の難易度が大きく変わります。耐震に強いとされている2×4(ツーバイフォー)工法であれば、壁を取り除く事が難しい為、断念せざるを得ない場合も有るのです。また、元の住宅に新しく部屋を取り付ける増築は、元の住宅と完全に一体化させることは難しく、地震等ではその接合部分が歪の原因となります。その為、1回の増築なら何とかなりますが、これが2回、3回と回数を増やしてしまうと、どんなに最新の耐震施工を施しても意味の無い物になる可能性も有りますので、過度の増築は避けた方が良いでしょう。

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手軽に行える増築ですが、ポンポンと何も考えずに行ってしまうと取り返しのつかない事にもなります。先を読む力も必要なのかもしれませんね。