ディーゼルエンジンを搭載した自動車は、ドイツが世界で最初に実用化したとされています。
日本では環境汚染の元凶として扱われ、特に騒音と窒素酸化物(NOx)を撒き散らすイメージが強いため、一部大型車や商用車を除き、近年まであまり普及することはありませんでした。

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しかしそもそも、ディーゼルエンジンによる大気汚染に関しては、ガソリンエンジンのような触媒を使用することが出来ず、結果として有害排出ガスを充分に浄化することが出来なかったという側面があり、近年の技術向上によってクリーンディーゼルに代表される環境負荷の小さいエンジン技術が開発され、燃費の良さと二酸化炭素の排出量の少なさが注目を集めるようになり、主に海外においてディーゼルシフトと呼ばれる現象を引き起こしました。

参考文献:廃車買取り

特にヨーロッパにおいてディーゼルエンジンの普及率は高く、近年の新車需要においてもドイツで4割、イタリアで5割、スペインが6割、フランスにいたっては7割がディーゼル車であるとされています。これらの要因ひとつは、燃料がガソリンよりも比較的安価な軽油であることが挙げられるでしょう。とくにガソリンと軽油の価格差が大きいフランスでの普及率は目覚しいものがあり、その反面同じヨーロッパのイギリスでは3割、大型車が多く本来ディーゼルが有利なはずのアメリカほとんど新車需要がないというのが現状です。

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つまり、ガソリンと軽油の価格差が大きく、経済性において差が大きくなる環境であれば、それだけディーゼル車が受け入れられると言うことなのでしょう。そう考えれば合理性を求める一方、小型大衆車が多いフランスでの需要の多さもうなずけるというものです。

残念ながら、アメリカや日本、あるいは中国のように、ガソリンと軽油の価格差があまりない国や地域では、今後ディーゼルエンジンが大幅に普及率を伸ばすことは難しいかも知れません。しかし、過去の悪いイメージが払拭され、二酸化炭素の排出量などのおける優位性が見直され始めた昨今、新たな変化が訪れないとも限りません。
環境負荷軽減に関し、一歩先をいくと言われるドイツの自動車メーカーフォルクスワーゲン社は、かつて3リッターカー(軽油3リッターで100kmを走破できる車)を世に送り出し、主にヨーロッパで高い評価を得ています。仮にガソリンとの価格差がなくとも、燃費と環境負荷の面において、ディーゼル車が優位に立つ日がもうそこまで来ているのかも知れません。